スパイス料理研究家印度カリー子って何者？様々なインタビュー記事も一緒に情報まとめました。

カレー界で、今もっとも旬な印度カリー子さんについてまとめました。
最後に彼女についてよくわかるインタビュー記事もまとめてますので、もっと「知りたい」という方はご覧くださーい。

プロフィール

名前：印度カリー子。
誕生日：1996年11月生まれ
出身地：仙台出身

スパイス初心者のための専門店香林館（株）代表取締役。
現在は東京大学大学院で食品科学の観点から香辛料の研究中。
全人口の上位2パーセントのIQの持ち主 JAPAN MENSA会員

twitter（@indocurryko )
Instagram（@indocurryko）
Facebook（印度カリー子）
YouTube（印度カリー子）

スパイスとカレー入門おもくない！ふとらない！ [ 印度　カリー子 ]

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カレーにハマったきっかけ

そもそもお姉さんがインドカレーにハマっていて、週に3回〜4回も食べに行っていた。それなら自分で作ればいいのにと思った印度カリー子さんが、お姉さんにインドカレーを作ってあげたのがスパイスカレー作りの始まり。
子どもの頃から料理が好きだったという印度カリー子さんはインドカレーのレシピをインターネットで見つけ、作ってみたらとても簡単で美味しいく感動したそうです。これがきっかけでパイスから作るインドカレー作りにハマっていったそうです。

スパイス研究家になったきっかけ

スパイスカレーはとても簡単、そして誰でも美味しく作れる。さらに沢山のバリエーションがあり、食卓の一品としポテンシャルがある。しかし、家庭料理として全く普及していない。
そう考えた印度カリー子さんは思いました。「スパイスが購入しづらい」「わかりやすいレシピがない」この2つに尽きると。
つまり、「多くの人がスパイスを買いやすい環境を作る」「わかりやすく簡単なカレーレシピ本を書く」事を決意。特に、主婦の方にはこの良さを絶対に分かってもらえると確信していたという。
ここからスパイス料理研究家「印度カリー子」の始まりです。

名前の由来

様々なアプリやブログでレシピを調べても、次の日には誰のレシピだったか覚えてないですよね？
しかし「印度カリー子」という名前なら覚えてもらえるだろうと考えた印度カリー子さん。
名前からインドカレーが好きな女の子とすぐわかる。さらにそこに女子大生というインパクトがあったら一生忘れないだろうなと考えたという。
初対面の人との挨拶で「印度カリー子」と伝え、笑われたこともあるというインパクトの大きな名前は、単なる思いつきではなく考えに考え抜かれた戦略があったんですね。

インドニューデリー

印度カリー子さんまとめ

昔から言ってることがブレないのも凄い。
月日が経てば考え方も、知識も技術も変化し、伝えることも変わってきそうなものなのに。
ブレずにどんどん進化していっている印度カリー子さん。
注目の女性です。

印度カリー子さんを簡単に紹介すると、「スパイスカレーは簡単に作れる」を広める活動をしているスパイス料理研究家です。

多岐にわたる活動内容を見ていきましょう。

初心者のためのスパイスショップサイト運営
レシピ本の執筆
イベント運営
企業やレストランなどとコラボレーションしたレシピ開発
調理器具の開発
肥満症とスパイスの関係についての研究

全国にスパイスを届ける。

世の中に必要なものだから作らなくてはいけないという思いから”印度カリー子さん自身がスパイスセットをフリマサイトで売る”ことからスタートしました。すると、そのスパイスセットがどんどん売れる。スパイスカレーが家庭に普及しないのは、スパイスが購入しづらいという仮説は間違ってなかったんだと確信したそうです。

しかし、壁にぶつかります。
印度カリー子さんは、”家で調合したスパイスを本格的に販売するのは法律上NG”だと知ります。
ビジネスとしてスパイスセットを売っていくには、スパイスを調合してくれる製造所に頼らなくてはいけない。様々な工場に電話をかけるも取引してくれる工場が中々見つかりません。
ある日インターネットでスパイス関係の活動をしている人を発見。その人がスパイスキットの販売をしている事を知り、早速熱いメールを送信。会う機会をゲット。

スパイスで障がい者の自立を支援

スパイス活動をされているその人が、印度カリー子さんの熱意が通じ、製造所とスパイス会社を紹介してくれました！
さらに、その工場というのが偶然にも印度カリー子さんの地元・宮城県の社会福祉法人はらからだった。

現在販売しているスパイスセットは、社会福祉法人はらからで梱包されており、それが障害者の自立支援につながっています。
しかし、障害者が作っているということは前面にアピールされていません。「たまたま手に取ったものが、実は障害者の自立支援につながっていた」という図式を計算されています。
お客さんからの声により、印度カリー子さんにとってそれがベストだと確信されました。
「今まで社会福祉法人で何かを購入するときは寄付をする気持ちでいましたが、このカレースパイスは私が心から買いたいと思った商品でした。」

障害者自立支援における一つの目標

記事の中で、印度カリー子さんは一つの目標を掲げられています。
「はらからは月額7万円の賃金(障害者年金と合わせて月額15万円前後)の支払いを目標としているのですが、私はスパイスセットを作ってくれている方々の賃金を8万円まであげることを約束しています。」

そのためにスパイスカレーを広める
作業工程の見直し
可能なかぎり効率化し
やりがいのある部分は残す

スパイスによって、はらからを世界で一番の障害者施設にすることが夢だと語ってらっしゃいます。

スパイス

印度カリー子さんはスパイスカレーで痩せた！

実はもともとぽっちゃり系の女の子でした

実は印度カリー子さんは大学1年生の冬まで太っていたといいます。
美味しいものをたくさん作る専業主婦の母親、食べるのが大好きな父親に育てられ、幼いころからずっとぽっちゃり体型。
市販品の1人前は、「どんな小人が食べているのだろうか？」と思っていたそうです（笑）その一人前の量に全く満足できず、ほぼ2人前を食べる生活。

ひざが痛み、骨盤は歪み、さらには足のむくみがひどく、小学生のころから立っていられないまでに悪化。それが原因で大好きだったダンスを辞め、病院に通ったこともあったようです。高校時代はさらに大きくなり、直立すると内膝の肉がぶつかりあってしっかり足を閉じて立てないほど太り、そしてついに「デブキャラ」に認定されちゃった。
しかし19歳女子大生、スパイスカレーに出会います。

高カロリーだけど痩せる！？スパイスカレー

食欲を満たすには「香り」「刺激」「色合い」が重要と言われています。
つまり単に食欲を満たすためだけに量を食べても、「嗅覚」「味覚」「視覚」などの五感によって脳を刺激しない限りは満腹にはならず、「食べても食べても満たされない」といった状態が続きます。
印度カリー子さんはスパイスカレーに出会って、「食事はお腹を満たすものではなく、脳で満たすもの」だという考え方に至りました。
そうして毎回1食、スパイスカレーを食べ続け1年間で7kgほどの減量。夜食べ過ぎる事もなくなって朝の目覚めも良くなり、今では過ごしやすいからだになったそうです。

印度カリー子さんが考える、スパイスの効能

ダイエットだけではない、スパイスは凄いと語る印度カリー子さん。勉強になります！

これまで食べたことのないものを食べると、神経細胞が活発にはたらき、脳が活性化され、ひらめきなどが生まれると言われています。スパイスの香りよって一度「おいしい」という感情を「色合い」や「味わい」とともに記憶した脳は、食による新しい刺激を求めます。

スパイスカレーは、具材やスパイスの量を少し変えるだけで「いままで食べたことのない新しいカレー」を生み出すことができる食べ物です。昨日とは違う、未知なる「おいしさ」が脳内で更新され、それが食事の満足度アップにつながるのです。

スパイスカレーに真剣に向き合って食べると、食後にとてつもない満足感つつまれて幸せな感覚に陥ります。

脳みそがフルに活用されて、お腹がいつまでもポカポカしていて、身体の隅々まで血流が回っている状態になり元気がみなぎってきます。汗が出てきて代謝が上がっている感じがします。

これには、唐辛子の辛み成分によってβエンドルフィンが脳内に分泌されるからという説があり、これはモルヒネ様物質で、鎮痛作用・多幸感に包まれると言われています。言うなればランナーズハイの時と同じ状態で、私はこれを「カレー酔い」とよんでいます（笑）

毎日食べていたほうが、明日も食べられる、明日も新しい味で感動できる、今日のカレーは明日のカレーのための原動力になり、食べ過ぎることもなく、空腹のストレスも溜まりません。食後のデザートも一切いらなくなり、カレーだけで満足できるし、カレーだけで満足していたいと思うようになります。
- - - 引用：https://gendai.ismedia.jp/articles/-/65044?page=3

印度カリー子さんの大学生時代

「趣味もなく、ただ勉強だけしているような学生で、勉強もやりたいというよりは、暇だからやっていた感じで、我ながら超絶つまらない人間だった」とおっしゃっています。
インドや、スパイスが彼女を変えました。
インドに行っても観光地へは行かず、ずっと食べ歩きをし、かなりの安宿に泊まり、バラナシの安宿では体がとうとう拒否反応を起こされたという、ワイルドな一面も。
しかし、インドには「でもこれもアリだな、また行きたい」と思わせる不思議な魔力があるとの事。
小さい頃は異文化に抵抗感があり、新しいものとか珍しいものとかが嫌いな子どもだったらしいので、恐るべきスパイス愛。インド愛ですね。

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